
あの頃、オレだって若かったのさ・・・
JUNが「KID」だったようにオレだって小僧だった。だからさ、彼らが着てる服も歌詞も何もかもが他と違っててカッコよくて堪らなかった。それが例え作り込まれ過ぎ、詰め込み過ぎ、練り込み過ぎの世界でも、消化不良なんか起こさなかったよ。で、それをさ、いい年齢のオッサンになって改めて聴いてもさ、ちっとも胃もたれなんかしないんだ。やっぱカッコいいものはカッコいいんだ。そうとしか言いようが無いよ、ホント。彼らやこのアルバムをカッコいいと思う事にこの際理屈なんか要らないさ。必要なのはカッコイイと思うキモチと、それを肯定できる自分自身。このアルバムを改めて聴き直してたらさ、オレも20数年前の自分に言ってやりたくなったよ。「小僧、オマエが聴いてるそのレコードさ・・・」すると小僧はオレの言葉が終わらないうちに「何だよオッサン、喧嘩なら相手になるぜ」って噛み付いてくるんだ。だからオレは軽くあしらってこう言ってやる。「この先30年でも40年でも大事に持ってろよ」ってさ・・・。

墓標に叩きこめ!「存在した」と
よく80年代邦楽の名盤というものを特集していたりするが、
この作品が入っていないリストは紛い物であり、
未聴くであるなら80年代邦楽の名盤を語る資格はない。
今もなお現役で活動し続ける彼らの奇跡。
タイトルもジャケットもカッコイイ。聴け、震えろ。

GOOD EVENING WONDERFUL FIEND
「個性的」なんて言葉を使ってバンドを紹介する場合がよくあるが
彼らは個性もそうだが、世界観も他とは一線を置いたバンドだったんだと
今でもこのアルバムを聴くとつくづく感じることがあります。
群れない媚びない、そして我をつらぬく表現者、それがウィラードです。
それはこのアルバムが発売された時から(もしかしたらその前から)
今まで変わらない彼らの姿勢です。
(まだまだ現役です!!!)
まぁ、そのせいで世渡りは下手なんですがね。。。。
全てソールドアウトをしたシングル数枚の後に発売されたこのアルバムで、
JUNは表現したいことが山のようにある中から
このタイミングでアウトプットできる最大限のものを
このアルバムで提示しました。
インディーズとかパンクという属性は関係なく
日本から発信されたロックアルバムの中では
かなり重要なアイテムだと20年以上経った今でも思います。

毒のあるロック
このアルバム、当時のLP版は3日でSOLDOUTでした。
junの楽曲センスは当時のインディーでは抜けた存在でしたが、(因みに
彼スターリンのHELPもしてました、かなり浮いていました・・)
今もコアなファンはいますが、なぜかブレイクしません。しかし、彼らの音に
は毒がる。毒の無いロックはいらない!この毒が邪魔しているのかもしれません。
偉大なるマイナーの毒をぜひ味わってください。

インディーズ御三家
ラフィンノーズ、有頂天とインディーズ御三家と言われていた、ザ・ウィラードのキャプテンレーベルからのファーストアルバム。(以前のCD化の際にはSEARCHANDDESTROY追加収録)今回の再発では、さらにライブ映像DVDと、1985年に発売された12インチEP「WILL」の3YEARS、D-DAYORLOSTDAY、SLOWDOWNの3曲も追加収録されてます。