
50年目の12月8日に見つけた再発盤
1956年12月8日に、デトロイトで行われたLIVE。
短命に終わったトランジションレーベルの、しかも夭逝したBassistの数少ないリーダー盤と
いうことで、いわゆる幻の名盤と呼ばれる類の一枚だそうだが、
ソニーロリンズの「サキソフォンコロッサス」などでの秀演で知られる名手の在りし日の姿は確かに情趣深い。
たまたま再発を見つけたのが奇しくも50年後の12月8日。
まるで見つけてくれるのをじっと待っていたような気がして不思議な感じがする。
デュークジョーダン、ケニーバレル、アートテイラーにドナルドバード、ハンクモブレーと何とも豪華な顔ぶれで
こんなLIVEを生で聴けた方は至福のひとときであったことだろう。羨ましい。

ワトキンスのベース・ソロを堪能するには最高の一枚。
ダグ・ワトキンスと言えば、一時はプレスティッジの専属ベース・マンの感じを受ける程短い期間に沢山のレコーディングを残しているが、リーダー・アルバムは、ごく少ない。このアット・ラージは、そのうちの一枚で彼の重く太いベース・ランニングを聴くには最高の一枚である。PhilTMcnastyBluesでは彼の持ち味でもある重く太い音のベース・ソロを聴く事ができる。又、Phinupはメンバー一丸となった熱演でこれもお勧めである。ドナルド・バードのトランペット、ケニー・バレルのギターも好調そのものである。ベース・マンのリーダー・アルバムは、とかく敬遠されがちであるが、ワトキンスは別格。非常に質の高いジャズを聴く事ができる。