
正統派フラメンコ中心
前作「ナシミエント」ではポップス色が強かったが、今作は正統派フラメンコに挑んでいる。「メルチョールの家」(ブレリア)が好きだ。ギター、手拍子、掛け声、カンテとオーソドックスなスタイルで聴かせる。恩師の巨匠セラニートと共演している「MaestroSerranito」(ソレア)は、感涙ものだ。マエストロのうなりが聴き取れる。NHK大河ドラマ風林火山の巡礼紀など、沖ならではのポップス的な作品もある。80年代のパコ・デ・ルシアのセッションを好んだ方に、是非お薦めのアルバムだ。DVDは、MusicVideo、コンクールセミファイナルドキュメント、コンサートライブ(ギター、カンテ、パーカッション、トランペット、アコーディオン、舞踏など)フラメンコ三様で楽しい。

涙が出そう・・
ひいい〜今回もいい!
特に風林火山。酔いしれています〜・・・
なんて恍惚とさせるメロディ。沖仁ワールド漬けの毎日です。

待ってました!
フラメンコへの回帰、というレビューを見たときから期待が高まっていましたが、このサウンドはよい意味で期待を裏切ってくれます。スペイン本場のギタリストと違うオリジナルの表現、というのを一つのテーマに掲げていた(?)今までの沖仁から、一皮むけた印象。1曲目からフラメンコテイスト満点で圧倒されます。そして2曲目でやられました。ああ、やはり彼にしか出来ない沖仁ワールド健在なのだな、と納得。
楽曲、アレンジの完成度が非常に高く、その上で縦横無尽に弾きまくる、という彼のスタイルは前作から引き継がれています。クラブっぽい歌物(スペイン人Vo.が新鮮!)や師匠とのデュオ、両親に捧げたというクラシック風小品、良質なアコースティックJ−pop、風林火山のテーマなどなど非常にバラエティーに富んでいて飽きさせません。それでいて全体を通して聴いたときに初めて彼のアーティスト像が立体的に浮かんでくるので、このようなアルバムの作り方に必然性を感じます。
サウンドの良さも特筆。